体の洗い方で体臭が変わることはご存知だろうか?
体の洗い方は人それぞれ違うと思う。
古い角質をしっかり落としたいからと、ナイロンタオルで力をいれてゴシゴシ。
こんな洗い方をしていないだろうか?
目の粗いタオルで身体をゴシゴシ洗うと、皮膚を弱めたり、体臭の原因、加齢臭の原因にもなるので注意が必要なのだ。
ゴシゴシ洗いは新しい角質層まで傷つけてしまう
皮膚の表皮は4層になっていて、一番外側の層が角質層と呼ばれるものです。
汚れや化粧品などで常に外からの刺激を受ける部分だ。
この角質層は、新陳代謝も活発に行われて下の層から新しい角質層がどんどん作られている。
古い角質層は入浴などで自然に剥がれ落ちるので、ほぼ1ヶ月周期で新しい皮膚に生まれ変わっている。
つまりゴシゴシと必要以上に強くこすり洗いをすると、せっかく作られた新しい角質層までも削り取ってしまうことになるのだ。
体臭改善には皮膚の表面を傷つけないようにサッと洗おう
体を洗うとき、あまりゴシゴシこすると肌の表皮に存在する角質層バリアが傷つけられてしまいます。
このバリアは、外界からの刺激物や病原菌が体に入らないように守ってくれるとても大事な存在。
そこに傷が付くと、さまざまな刺激が皮膚に侵入しやすくなり、かさつきやかゆみ、湿疹など肌トラブルの原因になります。
1日の活動で付いてしまったホコリや汗などは、タオルで強く擦らなくてもお湯で洗い流すだけで問題ない。
髪の毛の汚れは、1日くらいなら放置してもお湯で流すだけで十分落ちると言われている。
サッと体や髪を濡らしてすぐに石鹸やシャンプーを使うのではなく、まず、たくさんのお湯を使って汚れを流してしまう。
ワキガで悩んでいる場合、足の裏などムレやすくニオイがこもりやすい部分も、まずはシャワーで表面の汚れを洗い流して、手で洗うように心がけてみよう。